高麗人参の選び方 -健康増進支援サイト

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高麗人参の匂いって臭いの?

高麗人参は多種多様な健康作用があり、古くから万能薬として珍重されてきた歴史があります。
高麗人参は常食することで健康を維持する効果が高いため、その恩恵を得るには常食することが推奨されます。

毎日食べたり飲んだりする場合で気になるのは味や匂いです。
高麗人参の味は非常に苦いことで有名です。
高麗人参の主な有効成分はサポニンですが、サポニンは苦味成分であるため、サポニンを大量に含む高麗人参の味は基本的に苦いです。
そして匂いのほうですが、こちらもなかなか苦々しく、さらに泥臭いという特徴があります。

高麗人参の匂いは独特の苦々しさがあります

高麗人参は非常に苦い味が特徴ですが、匂いもそれに伴うような独特の苦々しい泥臭さというか、土臭さがあります。

高麗人参は多年草の植物のため数年かけて育ちます。
高麗人参で栄養があり、価値がある部分は根の部分です。
このためいわゆる高麗人参といえば、高麗人参の根の部分を指します。
根の部分は種まきから1年である程度形が出来上がるため、種まきから1年で収穫も可能です。
しかししっかり成長して栄養が十分に付くのは6年育てた6年根です。
6年根は6年間も土中で過ごしただけあって、収穫したばかりの生の状態だととても泥臭い匂いです。
高麗人参は収穫したばかりの生の状態だと水分を非常に多く含むために苦々しい泥臭さが際立ちます。

高麗人参は生のまま料理の素材として使われることもありますが、味や匂いが苦々しいため扱いが難しい食材といえます。
日本でもメジャーな苦々しい食材といえばゴボウがあります。
ゴボウは高麗人参と同様にサポニンを多く含むため味や匂いの近い食材といえます。
ゴボウは調理次第で独特の苦味を活かすことも可能のため、同じく高麗人参も料理に使う際は独特の苦味を活かすか、苦味を緩和する工夫が重要となるでしょう。

高麗人参の苦々しい匂いの対処法

生のままの高麗人参は水分が多いため傷みやすく、保存性が良くありません。
しかし保存性を高めるための乾燥加工技術は確立されています。
高麗人参は乾燥加工した【紅参】や【白参】の状態でお茶や漢方薬として常飲するのが一般的です。
この乾燥加工は水分を抜けさせることで苦々しい匂いの緩和にも一役買っています。
乾燥させても苦々しい味は健在ですが、苦々しい匂いは乾燥させることでかなり薄れます。

漢方薬やサプリメントとして飲むならば匂いや味はさほど気になりませんが、お茶として飲むとやはり苦味が際立ちます。
このためお茶として飲む場合は柚子や生姜、蜂蜜などで味を調整して飲む方法がよく用いられます。
生の高麗人参を焼酎に漬けて作る高麗人参酒もありますが、こちらも苦味対策で氷砂糖や生姜で味を調整するのが一般的です。

以上のように高麗人参は味が苦く、匂いも独特の苦々しい泥臭いさがあり、お世辞にも美味しいとはいえません。
このため健康食品として毎日摂取する場合はその苦さを緩和するための工夫が必要になるでしょう。

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