高麗人参は昔から漢方薬として有名です。
朝鮮人参、
おたねにんじんなどとも呼ばれています。古くから日本人に親しまれ、今なお漢方として、あるいは健康食品としても人気の高い高麗人参について詳しく紹介しましょう。
そのそのそもそもどういった植物なのでしょうか。実は人参という名前がついていますがウコギ科の多年草植物であり、セリ科のニンジンとは別の種類です。
どちらも根の形が人の姿をイメージさせることがら人参と呼ばれていましたが、ニンジンが広く普及するにつれて区別のため朝鮮人参と呼ばれるようになり、現在は高麗人参という名が定着しています。
原産地
http://www.kenyafoodsecurity.org/torerubasyo.htmlですが、高麗という名前の通り中国から朝鮮半島です。現在も市場に出回っているものの大半は韓国製と中国製です。中でも名産地として知られているのは北朝鮮南部の開城(ケソン)市です。
胴が短く足が太いという根の形の美しさが特徴であり、北朝鮮の主要な輸出品目の一つです。日本国内では福島県の会津地方、長野県東信地方が産地として知られています。
高麗人参は寒過ぎず、暑過ぎず、水はけのよい土地が栽培に適しているとされており、朝鮮半島や日本に限らず、アメリカやロシアなど
世界各地で栽培されています。
次に薬草としての有効成分
http://www.festicinecartagena.org/listing.cfmを見てみましょう。まず有機物としては
サポニン、
たんぱく質やアミノ酸などの含窒素化合物、
脂質や植物コレステロールなどの脂質性成分水溶性ビタミン、多糖類やペクチンなどの
炭水化物があげられます。
無機質としては灰分と水分です。一番多く含まれるのは炭水化物で、全体の6、7割を占めています。有効成分とされる
サポニンは全体の3から6パーセントです。
高麗人蔘には栄養がたっぷり含まれていることがわかります。
サポニンには自律神経の乱れを整える、血流をよくするといった効能の他、糖尿病や動脈硬化にも優れた効能があるため、特に多く含まれる根っこの部分を乾燥させたものが漢方として重宝されています。
漢方では乾燥したものを煎じて飲むのが主流です。水を入れた鍋に人参となつめ、ショウガ少々を加え、弱火で一時間ほど煎じます。有効成分が完全に溶け出すように多めの水でゆっくり煎じるのが効果的です。
漢方では食間に服用するのが効果的とされるので、自分の生活とあわせて一日10グラム以下を目安に服用するとよいでしょう。あまり過剰に摂取すると動機や発熱、めまいなどを感じる場合があるので、取りすぎには注意しましょう。また、空腹時に摂取すると胃痛を起こす場合もあるので、胃腸の弱い方は注意が必要です。
こちらのサイトにも、
http://www.dp-mall.com/わかりやすい解説がございます。